2015
12.21

冬の空撮で役立つマニアックなアイテム

メンテナンス日記, お役立ち情報

Phantom3シリーズ が発売されて初めての冬になりますが、一部のユーザーから100%に充電したバッテリーが突然低電圧エラーを起こした等の不具合の報告が上がっています。

原因のひとつと思われるのが、バッテリーが冷えてしまうこと。バッテリーは化学反応で熱とともに電気を発生させますので、低温だとその能力を発揮しきれない場合があります。

そこでオススメなのがUSB給電式のウォーマーです。写真のものはウェットティッシュウォーマーですが、Phantom3シリーズのバッテリーが4本入ります。

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内部の温度は25度前後をキープしますので、フライトスタート時に低温が原因でトラブルになる可能性が格段に低くなります(冬の高高度フライト等でバッテリーが冷える可能性はありますのでご注意ください)。電源はUSB給電式なので、モバイルバッテリーにつなげば外でも電源の問題はありません。

どうしてもドローンのフライトは人が少ない明け方に行う場合もあるかと思います。そのようなときにはとても重宝するアイテムです。

 

◯おまけ1

冬の早朝のフライトは10分で手がかじかんて細かい操作ができなくなってしまいます。そのようなときはスマホ対応の手袋がオススメです。親指と人差し指がタッチパネルに反応しますので、タブレットやスマホの設定を手袋をしながら変更することもできます。(ドラッグストア等で1,000円前後)

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◯おまけ2

冬の強い風はフライトには大敵です。こちらのイヤフォンジャックに差し込むタイプの風力計なら、アプリを立ち上げてかんたんに現場の風速・風向きを計測することができます。(Amazon等で5,000円前後)

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冬の寒さに負けず、安全なドローンフライトを!

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田口 厚
空撮業務やドローンのセミナー講師などをしています。旅行や出張に行くときは必ずDJI Phantom3 ProfessionalかParrot Bebop Droneを携帯し、ココロに残った風景は空撮に残しています^^ 12/10の改正航空法施行以降は毎回申請書を書かねばなりませんが、書いてでも撮りまくります!!