11.16
”ドローンスクールの中身”って?〜9月コース実技1日目〜
今回は”ドローンスクールの中身”をテーマに、本日のドローンスクール実技1日目をまとめていきたいと思います。
・今回のスクール記事”中身”は”9月コース実技1日目です。2017/9/23
実技コース受講生は4名様、講師・スタッフ数は6名(マンツーマン体制です。)
メイン講師を担当してくださるのは、クレセントエルデザイン 渡辺秋男 講師
実技初日1限目は、まずはトイドローンのホバリングテスト(基礎中の基礎)からスタート。
(正面、側面、対面 120㎠タイル内 30秒)。
これをクリアできないと、屋外ドローン講習に参加できません。(本当に)
安心してください。4名様とも、しっかり合格していただけました。
2限目では、これからドローン(DJI社での想定)を飛ばす上で、欠かせない設定項目、ポイントを大画面を使用してガイダンスしていきます。
座学では、”基本的なドローンの構造・特徴をベースに”ドローンエモーション 田口厚 講師 から皆さん勉強していただきましたが、この実技において、しっかり覚えないといけないことは”実用に関するドローンの設定”です。
どのような項目か。
・最大高度・距離設定
・リターントゥホームの高度設定
・フェールセーフの設定(リターン、ホバリング、着陸)
・操縦モード設定
・映像伝送状態の確認
・ATTi,SPORTS,GPSモードそれぞれの特徴
etc…です。とくに赤文字の項目は、飛行環境状況に応じて、臨機応変に変えなければなりません。知っておかねばなりません。
例えば、室内で飛行するときや、極端な話、移動する船から飛ばすとかも。
ホバリングテストとガイダンスを終え、次に行う3限目は、高高度長距離での操縦。
2限目のガイダンスの復習で、リターントゥホームの確認もしっかりと経験していただきます。
また、この画像にあるように、写真では小さすぎて見えない。。そのくらい遠距離と高高度で、徐々に徐々に、飛行距離を伸ばして操縦していただきます。(高さ120 距離100 おおよそ)
なんでか?。
”グラウンド内とかで操縦練習するのは、個人でもできる機会はあるでしょう。ラジコンを飛ばして遊ぶ要領です”
でも
”ドローンの操縦に不安な方が、遠くに高く”安全に”飛ばすことは、経験がある人に教わることが大切です”
ここがポイントです。
その利用方法ができるのが、ドローンの可能性でもあるわけじゃないですか。(まずは撮影目的として?)
そして操縦が上手いことよりも(猿回し的な?笑)、安全にかつ機体の特徴、設定を理解して操縦することが、
はるかに大切です。※もちろん航空法を理解した上で
なのでインストラクター、補助者がいることで、 ”何が危ない?””何がコツ?”などを、学んでいただく時間です。
そして4限目は、名付けて”障害物コース with 補助者”です。
操縦の中で安全運行管理、チームでドローンを運用するポイントを学んでいただきます。
どういうことか、
・飛行中に障害物がある状況で、慌てずに操縦すること(正面、側面、対面すべてのシチュエーション)
・奥行き感がわからない操縦経験をする。
・チームワーク(安全運行管理)でドローンを運用する経験をする
ここがポイントです。
障害物あるからといって、レースではありません。笑
限られたコースの中で、操縦すると安定・維持できなくなるのが、ごく普通の操縦者です。
”実務でドローンを操縦する現場は、”ここで飛ばして””このように飛ばして”と要求があり。知らぬうちにコースを限らされています。把握しない上で、操縦すると、壁に接近して慌てて、逆舵になったり、事故になりかねないです。”
それを理解することが大事。
また、ドローンを使用する現場は、単独行動ですと、非常にリスキーであり、補助者、安全運行管理者を置いたとしても。見てもらうだけの意識では、足らないかもしれません。
意外とこれを経験すると感じるかと思いますが。
他人が飛ばしている機体に注意の指示を出すのは、”言語のチョイス”が難しいです。
つまり意思疎通の言葉を統一する必要があります。
以上のポイントから、これらを経験することで、操縦者側、管理(監督側)両方の意識を学んでいただきました。
最後、5限目では、ATTIモードでの操縦をメインに。
GPSモードでもスピードに応じて、停止距離が伸びること(レイテンシー)に注意し、
ATTIモードでは、機体のスケートリンクで滑っていく感覚、常に”当て舵”が求められるということ。
どんなに安定した機体でも、リスクを抑えるためには、一定以上の操縦スキルが必要ということ、
つまりトイドローンでの練習の大切さを、学んでいただきました。
何回もファントムを壁ドンさせたら、お金なくなるじゃないですか。。
ということで、本日は以上です!
明日はドローンを運用するための基礎中の基礎 ”空撮” をテーマに実技講習。
操縦できても、撮影する流れを知らないと。。最低限の活用ができません。
実用をイメージしたワークをしていただく予定です。
それでは。
↓↓実技2日目はこちら↓↓
PS. 30分で書くはずだったのに、1時間過ぎてたのね。。。。笑
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健
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