09.25
”ドローンスクールの中身”って?〜9月コース実技2日目〜
ドローンスクールの中身”をテーマに、本日のドローンスクール実技2日目をまとめていきたいと思います。
・今回のスクール記事”中身”は”9月コース実技2日目です。2017/9/24
実技コース受講生は4名様、講師・スタッフ数は6名(マンツーマン体制です。)
メイン講師を担当してくださるのは、クレセントエルデザイン渡辺秋男 講師
実技2日目は、撮影するための練習がベースです。もちろん安全第一に。1限目では、屋外で”ノーズインサークル”という機体の動きを練習していただきました。これは機首(カメラ)を中心に向けて円を描く動き。ドローンでの撮影ではよく使用されており、操作方法は意外とシンプルなことから、練習項目に加えています。
初めてでありがちですが、”十字(前後左右)での飛行移動イメージ”を持っていることが多いです。これをまずは”弧を描く飛行イメージも持つ”という少し複雑な操縦へのチャレンジにもなります。
”ドローンは機首をどの方向に向けても、立体的にどの方向にも移動させることができる”
柔軟な飛び道具です。動きの方向バリエーションは、地球上もっとも多いと思います。
鳥も虫も、後ろに、横に、進み続けないですからね。。笑
ポイントですが。
基本は、送信機の両方のスティックをともに内側もしくは外側に倒す。機体が横に流れてから回旋する動きを加える。まずはそれだけの意識から始めることが、コツです。
2限目は、”カメラの操作練習”、”操縦と合わせたカメラの操作”を徹底的に練習していただきました。実際にドローンを活用するには、柔軟に操縦できることももちろんですが、同時にカメラの操作も設定も自在にこなせる。これは必須です。
操作練習前に、渡辺講師より、基本的なカメラの設定方法、現場での設定例などを、おなじみの大画面で。それを基に、2チームに分かれて練習。
内容
ホバリング状態からカメラの操作→上昇しながら被写体(校舎)を画面の中心に来るようにカメラの操作→前進しながらカメラの操作→etc
ここで、気をつけないといけないポイント。
操縦+カメラも動かすことから、操縦の柁をミスしたり、カメラ操作に集中しすぎてスティックから指が離れたままになったり、画面だけを見てしまう。。。そういった”慣れてない特有のクセ”が生じます。
これはそのままにしては、”いけません。”
安全に操縦する意識を持ってでも、違う面での集中をしてしまうと、危ない操縦・飛行をしてしまう。→ドローンでは最も多いかもしれない、クラッシュ原因。
そのために上達するための最初のステップは
”一つの飛行の動き”に対して、カメラを上下にスムーズに動かす練習をするということ。
例えば、上昇+カメラ上下、前進+カメラ上下、左にスライド+カメラ上下、etc…
”立体感のある、臨場感のある、被写体の追尾をする”などなど”なんだこれ?などと思う”映像には上記内容が組み合わされてのことです。
午後からの3限目は、実技会場グラウンド内で、練習を基に、1分以内の映像を各々、撮影するというワークを行っていただきました。
どのような映像を撮るか→どのように飛ぶか→何が危ないのか→実際に飛行→振り返る
というルーティーンで、補助者(安全運行管理者)とともに協力しながら、撮影。
ここでのポイント、
まずは、ご自身のイメージで、飛行経路を計画し、飛行することにより
イメージ通りの撮影、想像より良かった撮影、想像よりもひどかった撮影。を感じる。
1分以内という条件から、緊張での焦り、ミスがあったことに気づき、改善する。
を繰り返し、実際に現場や練習でも経験する内容をワークする。
4限目は、実技試験。
体育館内で初日1限目でも使用した”トイドローン”で行います。
内容
正面、側面、対面それぞれの向きから。制限時間3分以内に、機体の準備をし
コース内の移動、指定されたエリア内でのホバリング、着陸するまで落とさないという条件です。
※これらの練習は、実技が始まる事前に、また実技中は待ち時間、テスト前に設けてます。
無事に9月コース 4名様全員 時間内に合格です。
5限目は、INSPIRE,MAVICなどの講習機体以外の操縦。3限目に撮影した、受講生様それぞれの映像発表。渡辺講師の当日撮影映像を交えて、編集していただいた映像をご覧いただきました。
ここでは、撮影された映像が、人それぞれ違ったり、こういう撮り方もあるんだ。と新たな発見をすることを楽しんでいただきました。また渡辺講師からは、編集によって撮影した映像の魅せ方も変わる。ということから、上空からだけではなく校内など、様々な方法で撮った映像を、受講生様の映像を交えて1つにした映像を披露していただきました。
ちなみに、今回の編集は渡辺講師が担当した”立教大学”のプロモーション映像でのノウハウを生かして、”奥多摩フィールド(旧 小河内小学校)のPV”も作成したとのことです。
同じ”学校”ということで!
まとめとして、実技講習を通して
・四方八方、どの機体の向き、どの方向でも対応できる操縦
・それに合わせたカメラ操作をスムーズにできる。
・機体設定、カメラ設定が臨機応変にできる
・飛行環境を理解して、経路や操縦内容を安全に判断できる
=ご自身のスキルに合わせてドローンを安全に活用できる。
これらが”意識付ける”ように実技講習をご用意しています。
実技2日目および全日程終了となります。
”お問い合わせ””もっと内容が知りたい”などは
下記フォームで、説明会を定期的に行っています。
ぜひお申し込みを。お待ちしております。
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