2016
11.21
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ZEROTECH DOBBY 修理日記。以外と多い故障事例?分解して直してみた。

修理日記

 

こんにちは。藤本です。

また一週間が始まりましたね。皆さん今週も頑張りましょう。

昨日は週末営業藤本工房でDOBBYをちょいと修理してました。

 

今回いただきました修理案件はこちら↓

DOBBYが墜落、モーターが一か所動かない!」。

という案件いただきました。早速ですがまずは機体を見てみましょう。

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一件何もなかったように見えるこの機体、「墜落時にアームが取れてしまったが、そのまま再度付けた」とのこと。たしかに左前のモータが動きませんでした。。

そこで、ピンときました。

参考になる画像がネットにありました。こちらをご覧ください。

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無残にもすべてのアームがとれてしまったこちらのDOBBY、墜落するとDOBBYは足がもげてしまうのは、色々調べたところ日常茶飯事みたいですね。(笑)この画像をみて今回、修理依頼を受けたドビーもおそらくモーターの断線(基盤から)だな。と。

この画像からわかりますが、DOBBYのアームは、三つにツメで固定されているようで、割とカッチリハマってますので、基本外せないと思っていただいたほうが良いと思います。

そして修理の結果は・・・・・・無事綺麗に、元通りに。正常に飛行することが可能になりました


 

そしてここからが本題です。

今回は、ドビーの修理で開けてみた結果から、上記の写真のようなドビーのモーター断線の症状が、だれでも直せるようにまたこれからドビーを分解を試みようとしている方のご参考になればと。ポイントを書いていきます。

●必要な道具

  • トルクスドライバー(サイズT5)
    DOBBYを分解するのにはなくてはならない星形ドライバーです。(iPhone分解でも使用するあのドライバーです)
  • ニッパー
    あると便利。基盤汚くなった半田をとることから、配線のカットまで(小さめのおすすめ)
  • はんだごて
  • ピンセット
    とてもチマチマした作業なので、ある半田付けが楽になります(逆ばさみ型のピンセットもおすすめ)
  • 半田
    特別これというものはありませんが、今回はプリント基板用を使用しました。
  • ヘラ
    DOBBYの上蓋をあけるのにあるとスムーズです。
  • ワイヤーストリッパー
    DOBBYの配線はとても細いので、フリーハンドでやるより道具に頼りましょう(笑)

●DOBBYの分解工程

実際に作業に移っていきましょう。

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まずは赤の丸で囲んだ箇所のトルクスネジを外します。全部で6か所です。(ドビーで使用するのは基盤の固定も含めて
トルクスネジが使用されています。)

 

すべて外し終えたら、片方の手で外す方向にテンションをかけつつ、もう一方の手でヘラやこのような鍵爪で、やさしく一か所こじ開けます。
その後はヘラをスライドさせるように、期待の再度を開けていただくときれいにはがれます。
※この時、無理やり外そうと、負荷をかけすぎないように。ツメは機体のサイド側(横っ腹)のみにはいってます。

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それを終えると綺麗にこのように。上蓋が開きます。

 

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上蓋を開けたあとも、機体のサイド側にはカバーのようなものが、これらをはがしていただくと、無事モーターの配線部分が出てきます。

今回の不具合の出ている、前方左のモーターは明らかに基盤から断線してます。。(笑)

 

 ●今回の修理ポイント

根本の断線の修理はとても簡単です。道具さえあれば簡単にできます。今回肝心なポイントは各アームの配線がどうなっているのか。アームの箇所によって、手間が変わってきますので少し注意です

ちなみに今回断線してた箇所は左前のモーター。このままの状態でもできなくはないが、コードが焼けてしまう位置かもしれないので、アンパイをきって、上の基盤を外して作業スペースを確保。

あとは、断線で汚くなってしまったハンダをニッパーや半田を使って綺麗に除去し、配線をワイヤストリッパーで被膜をはがして半田付けすれば完了。
(ドビーのモーターのコード は0.5とかなり細いので、ぜひワイヤストリッパーを使うことをオススメしたい)。

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あとは綺麗にもとに組み込めば、元通りです。

※ちなみに私は、このような作業をする時にアダプター類を抜くのは嫌いなので、なるべく避ける方法をとります。スマートフォンを分解したことがあるひとは経験があるかもしれないが、こういった精密機械の分解では、組み立て(組み込み)を上手にすることが大切で、下手に外したりすると触不良で余計なとこに不具合がでる。なのでこういったアダプターを外すときは、壊れるのを覚悟で分解します(笑)←素人意見ですが。。。

 

●今回のまとめ

おそらく、ドビーの故障原因として今後もこのような事例は多いはずです。その時にお役だちするように、各アームごとの、配線箇所を写真で納めておいた

綺麗に三本のコードが断線してしまい順番がわからない場合も、ぜひ参考にしていただければと

 

◆左前
少し工夫が必要だが簡単。(今回の修理箇所)

◆右前
簡単・・・他の部品に干渉しない。

◆左後
一番面倒、コードが重なってしまっているためすぐに
作業ができない。分解が必要

◆右後
簡単・・・他の部品に干渉しない

 

以上の結果、ドビーのモーター断線修理は、左後アーム以外の断線であれば、道具さえ揃えてあれば、
すぐに修理することが可能ということが分かりました。

ドビーを使用のかた、必ず墜落する機会があると思います。アームがもげちゃいました。。とか
そんなとき、是非この記事が参考になれば幸いです。

修理に関しては、すべて自己責任ですので、一切の責任を負いかねます。ご了承くださいませ。

本日はここまで、

それではまた。