2015
12.21

深センのドローン技術展覧会から見えたホビードローンの傾向

ニュース

11月16日(月)〜20日(金)まで深センで開催された国際天人系統技術成果交易展覧会で出展されていたホビードローンの傾向を見ると、大きくわけて3つの流れがありました。

(1)折りたたみ式ドローン

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といった、DJI Phantom3を思わせるようなカラーリングの機体や、パステルカラーのかわいらしいタイプなど、さまざまな折りたたみ式ドローンが出展されていました。確かに、ドローンを持ち歩いていると、バッグ類の多さに心が折れることがあります…。

とくにこの機種は、カメラジンバルもスライドさせて簡単に脱着できるスグレモノです。壊れやすいジンバルが簡単に脱着できるとスペアパーツとしても重宝します。

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(2)フォローミー(自動追尾)機能

先日、突然の発売延期を発表したLily Cameraでも話題になりましたが、ドローンが自動的に動く対象物を追尾するフォローミー機能を搭載したドローンの展示が多くありました。特徴的なのは、腕時計型のビーコンをドローンが追いかけるシステムを取り入れているところが多かったこと。ビーコンを持っている人は、操縦者以外の人でも問題ありませんので、活用の幅が広がりそうです。

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(3)VR(バーチャルリアリティ)技術とドローンの組み合わせ

このゴーグル、スマホを差し込むことでドローンから送られてくるリアルタイム映像をベースにして360度のVR映像を楽しむことがきます。スマホの傾きの検知とドローンの動きを連動させることもできるので、自分が右を向けばドローンのカメラも右方向を映し出すように動きます。少し試させていただきましたが、まるで自分が空を飛んでいるような感覚に陥ります!

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これらの機能が、今後日本で発売されるホビードローンでも搭載されて来るかもしれません。2016年も技術革新が激しい業界になることは間違いなさそうです。

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田口 厚
空撮業務やドローンのセミナー講師などをしています。旅行や出張に行くときは必ずDJI Phantom3 ProfessionalかParrot Bebop Droneを携帯し、ココロに残った風景は空撮に残しています^^ 12/10の改正航空法施行以降は毎回申請書を書かねばなりませんが、書いてでも撮りまくります!!