2017
06.22

重要!! DID(人口密集地区)基準が変わります!

ニュース

こんにちは、Danです。

以前、ここJDMでもお知らせしましたが、平成29年6月24日(土)から、DIDの基準となっている人口統計の基準が更新されます。
(掲載記事:「人口密集地(DID)」の基準が更新されます!

 

23日(金)までは、平成22年度に実施された人口統計に基づきDIDが定められていました。
24日(土)からは、平成27年度に実施された人口統計が基準となります。

これによって、いままでDID地区でなかった場所DIDになっている場合もあります。

飛行前に、必ず確認してください!

総務省のJ‐stat
※前回お知らせ時は、jstatサイトの不具合で閲覧できませでしたが、現在は正常に稼働しています。

または、

国土地理院

これらのサイトから確認することができます。

 

ここで、ちょっと「DID」についておさらいしてみましょう。

そもそも、「DID」とは?

人口集中地区(英語名「Densely Inhabited District」)と呼ばれるもので、総務省の定義では、次のように定められています。

「原則として人口密度が1平方キロメートル当たり4,000人以上の基本単位区等が市区町村の境域内で互いに隣接して、2)それらの隣接した地域の人口が国勢調査時に5,000人以上を有するこの地域を「人口集中地区」とした。」

となっています。

そして、この人口集中地区は、「地方交付税算定基準の一つとして利用されているほか、都市計画、地域開発計画、市街地再開発計画、産業立地計画、交通計画、環境衛生対策、防犯・防災対策、その他各種行政施策、学術研究及び民間の市場調査などに広く利用されて」いて、行政上重要な位置づけにある地域となっています。

DID上空を飛行させる場合は、この様な行政上重要な地区を飛行させていることを意識できると、ちょっと気が引き締まりますよね。

最近では、DJI GO4アプリ上でも飛行に規制が設けられるなど、法令を遵守した飛行が可能になるような様々な支援システムが出来上がってきました。

ただし、最終判断は飛ばすパイロットの責任になります。

最新の情報に常に触れるようにしましょう。

それでは、次回もお楽しみに

Have a safe flight!

 

出典

国土交通省

総務省

国土地理院

 

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Dan

Dan

FAAパイロット、ドローンパイロット、JUIDA認定インストラクター 米国の自家用操縦ライセンスと計器飛行証明を保有、飛ぶものが好きで航空機としての興味からドローンの世界へ現在は、米国の国家資格であるドローン商用ライセンスも保有している。JDMでは、ドローンの航空機としての力学、航空気象、そして海外のドローン事情を中心に記事を提供する。