2017
05.06

UAS Symposium 2017の内容が公開!

ニュース

こんにちは、Danです。

 

みなさんは、Japan Drone2017と国際ドローン展に行かれましたか?

 

先日、ここJDMでもご紹介させていただきまたが、時を同じくして3月にアメリカではUAS Symposium 2017が開催されました。

このSymposiumは、FAAが主催したもので、現在のUASを取り巻くの問題点と産業の発展をいかに共存させるかを中心に、産官で今後どの様な取り組みが行えるかについて議論が交わされました。

 

そして、今回そのSymposiumがFAAのwebサイトにて公開されましたのでご紹介したいと思います。

 

ポイントを整理すると、次の3点に整理できるのではないでしょうか。

1つ目は、やはり安全を担保しながらも産業の発展をいかに促して行くかという事でした。

具体的には、人や地上の物件、そして航空機への安全を確保しながも、今後発展していく様々なタイプのUASをどのように運行させるか、そして国として今後の制度をいかに構築するかと言うことが焦点になっていました。

 

2つ目は、セキュリティーの堅牢性です。

この点については、特に軍事分野においては今後さらに自律性の高いドローンに対するサイバーセキュリティー対策についても扱われており、この分野での研究は急を要する分野になって来ることと思います。

 

3つ目は、産業の活性化でした。

今は、UASは主に無人機によるものですが、大小様々な企業において新しいアイディアに基づくUASの姿が提案されており、ご存知の通り貨物を始め、人の輸送にまで開発が進んでいます。

この分野を阻害させることなく、産業を発展させることが、実例も交えて紹介されていました。

 

 

このSymposium、産業の分野においてアメリカが、いかにGlobal leadershipとしてそのスタンダートをどのように形作って行く事が出来るかを視野に模索し始めていることが、強く示されたものだと思ます。

 

そして、来年のSymposiumまでに何が進捗していくか、非常に楽しみになってきましたね。

 

皆さんも参考にチェックしてみてはいかがでしょうか。

アメリカの様な、ドローン運用最新国の現状を知っておくことは、今後のグローバルビジネスを見極める上でも大変有意義だと思いますよ。

 

お時間のない方は、下記URLの、workshop10だけでもチェックするがオススメですよ。
資料は、英語で記載されていますが、要点が上手くまとめられていますので、とても理解しやすいと思います。

https://l.facebook.com/l.php?u=https%3A%2F%2Fwww.faa.gov%2Fuas%2Fresources%2Fevent_archive%2F2017_uas_symposium%2F&h=ATPLUKd9Ce929sw0xQBXENI9JuhyxyTVz9rlxfOnArXkP-VISrMsOsrNp8r144Ee6tGBWnNWwvLkl1AlGTZG7JkGqweMwYg634Q_pcrw6M2YANkb1G99gK8Y5K9zMeJbNmE11ih0

 

それでは、次回もお楽しみに

 

Have a safe flight!

 

 

資料及び画像出展

FAA

AUVSI:UAS Symposium 2017

 

ドローンスクールお問い合わせ
http://www.dronesschool.jp/

ドローンレンタルお問合せ
http://www.rental-drone.jp/

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Dan

Dan

FAAパイロット、ドローンパイロット、JUIDA認定インストラクター 米国の自家用操縦ライセンスと計器飛行証明を保有、飛ぶものが好きで航空機としての興味からドローンの世界へ現在は、米国の国家資格であるドローン商用ライセンスも保有している。JDMでは、ドローンの航空機としての力学、航空気象、そして海外のドローン事情を中心に記事を提供する。