01.10
Parrot社から固定翼型ドローン発表！プロペラが無くてもドローン？
2016年1月6日からアメリカ ラスベガスで開催されている国際家電見本市「CES 2016」で、Bebop Droneで有名なParrot社から固定翼型のドローン「DISCO」の最終プロトタイプが発表になりました！
なんと、最高時速80Km、継続飛行時間は45分というスペックだそうです。プロペラがたくさんあるマルチコプター式のドローンよりも、DISCOのような固定翼機は消費電力が少ないのが特徴ですね。
本体カメラはBebopシリーズでお馴染みの強力な手ぶれ補正機能がついたフルハイビジョンカメラなので、とてもキレイな空撮動画が期待されます。翼が取り外し可能でコンパクトになるのもいいですね。
◯プロペラが無くてもドローン？
とくにこのことには触れず、サラッとDISCOを「ドローン」として紹介してきましたが、DJI Phantom3 シリーズのようなマルチコプター型（プロペラが4枚あるものをクアッドコプターと呼びます）だけが「ドローン」というわけではありません。プロペラが6枚ある「ヘキサコプター」型や8枚ある「オクトコプター」型はもちろん、今回のような固定翼型やドラえもんに出てくるタケコプターのようなカタチをしたプロペラが2枚の機体もあります。
ほかにもいろいろあるので、スマートフォンで操作ができるParrot社のミニドローンシリーズを例に見てみましょう。
◯飛ばなくたってドローン「JAMPING RACE DRONE」
大きなタイヤが2つ付いていますが、これも立派なドローン。前進・後進はもちろんのこと、スピンターンのほか、平坦な場所でジャンプもできます！車体前面中央にはカメラとスピーカーが内蔵されており、手元のスマートフォンでリアルタイムに映像を見ることや、マイクを使ってスマートフォンで話したことをJAMPING RACE DRONE本体のスピーカーから鳴らすこともできてしまいます。イタズラに、冒険に、レースに、と、いろいろな遊び方ができそうです。
◯水空両用のドローン「HYDROFOIL DRONE」
船にプロペラドローンがくっついたなんとも特異な形状をしたドローン。見た目の通り、船のように水上をスイスイと航行し、船を切り離せば空を自由に飛ぶこともできます。空を飛ぶドローンは小型ながら超音波センサーで飛行高度をコントロールすることができるスグレモノなので、はじめてドローンを操作する方でも難しくなく、それなりに操作できますよ！
2015年はドローン元年、そして今年2016年はドローン飛躍の年と言われています。最先端技術のドローンだけでなく、こういったホビー用ドローンもいろいろなカタチ・機能を持ったものが登場しそうです。いまから楽しみですね。
田口 厚
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