08.20
細動除去器を運ぶドローン ロシアが産学協同で開発!
こんにちわ!makoです。
今回はロシアが産学協同で開発している細動除去器(AED、Defibrillation)をはじめとした、医療機器を運搬するドローンをご紹介します。
モスクワ工科大学のロシア人科学者の方々は細動除去器を搭載して飛ばし、救急車が入れない僻地災害地などで心肺蘇生処置を必要としている遠隔地の人を助けるドローンの開発を進めています。
◆Russian scientists created a drone defibrillator
このプロジェクトはモスクワ工科大学の航空宇宙研究所と、ロシアの医療機器企業Altomedikaの産学が共同で進めているプロジェクトであり、このドローンを一般的な市販製品にして、現存の救急体制が実際に導入し利用すること、そして、遠隔地に飛ばすにあたって安全性の基準が満たされること目指しています。
開発されたドローンの最大飛行距離は50キロメートルで、最大荷重が3キログラム。細動除去器の運搬に限らず、様々な機器の運搬が可能となっています。一般的な市販製品を目指しているため、汎用性を高めているものと考えられます。
医療機器の運搬は以前より注目されており、2014年にもオランダのエンジニアが細動除去器を内蔵したドローンを開発しています。
◆TU Delft – Ambulance Drone
そして勿論、日本でも医療現場でのドローンの活用の動きは進んでおり、「一般社団法人 救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(略称、EDAC)」がドローンを活用した AED 運用システムの実証検証を岐阜大学医学部附属病院、デンソー・リアルグローブと共同で進めています。
http://www.edac.jp/press/20170713_EDAC.pdf
(参照元:EDAC)
世界でも注目を浴びているドローンの医療現場での活用ですが、日本の技術力を発揮し、多くの人々の命を救うドローン×医療の運用システムを実現してほしいですね!!
それでは!
<参照サイト>
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由村育美
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