2015
12.10

DJIが操縦者育成プログラム「DJI CAMP」と技能資格証明「DJI CAMP技能資格証明」の提供開始

お役立ち情報, お知らせ

DJI は、ドローン(マルチコプター)を安全に使用できる操縦者を育成する企業向けプログラム「DJI CAMP」(ディージェイアイ キャンプ)と、技能証明となる「DJI CAMP技能資格証明」の提供開始を発表しました。今後3年間で10,000名の操縦者を育成するそうです。

12月10日の改正航空法施行の流れにあるように、ドローンを安全に正しく運用できる人材を育てることがとても重要になっています。世界のホビードローンのシェア70%を誇るDJIが操縦者教育プログラムを用意したことは、操縦者技術の向上はもちろんのこと、ドローンユーザーのすそ野を広げるためにとても大きな意味を持ちます。

また、改正航空法による飛行申請書の項目には、操縦者の技術を記載する欄もあり、今回の「DJI CAMP技能資格」はその技能証明のひとつとなりうることから、申し込みが殺到することが予想されます。

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「DJI CAMP技能資格」には、以下の内容が含まれます。

◯DJIマスター
100時間以上の飛行操縦経験があり、電波法、航空法などの高度な知識と、重要な業務場面での操縦経験、指導経験、安全運営の知識を有する操縦者です。DJIマスターは、DJI JAPANより認定され、DJIインストラクターの教育、監督、技能資格証明を行います。

◯DJIインストラクター
DJIマスターの指導によるDJI CAMP(座学教育と実技指導)を受講した、30時間以上の飛行操縦経験がある操縦者です。DJIスペシャリストの教育、監督、技能資格証明を行います。DJIインストラクター技能資格証明発行数には年間の上限があります。

◯DJIスペシャリスト
DJIインストラクターの指導によるDJI CAMP(座学教育と実技指導)を受講した、10時間以上の飛行操縦経験がある操縦者です。DJIスペシャリストは、DJIインストラクターから教育、監督、技能資格証明を受け、実際の業務に従事します。

 

第一期DJI CAMPは、2016年1月に実施し、DJI インストラクターを育成するとのこと。業務でDJI製品を扱う方は受講を検討してみてはいかがでしょうか?

 

※第一期DJI CAMPに参画する企業・団体
NECフィールディング株式会社、株式会社NSi真岡、株式会社クボタ、株式会社スカイシーカー、 損害保険ジャパン日本興亜株式会社、一般社団法人 大日本猟友会、有限会社 東北エヌティエス、 東洋テック株式会社、日本マイクロソフト株式会社、東日本電信電話株式会社、双葉電子工業株式会社、株式会社プロドローン、株式会社ホープフィールド、株式会社毎日映画社、公益財団法人横浜企業経営支援財団、リード株式会社、株式会社リョーイン、株式会社WOWOW、DJI正規代理店各社(五十音順)

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田口 厚
空撮業務やドローンのセミナー講師などをしています。旅行や出張に行くときは必ずDJI Phantom3 ProfessionalかParrot Bebop Droneを携帯し、ココロに残った風景は空撮に残しています^^ 12/10の改正航空法施行以降は毎回申請書を書かねばなりませんが、書いてでも撮りまくります!!