12.18
カナダで交通取締りにAIドローンが採用!?
こんにちは!makoです。
カナダのオンタリオ州はハイウェイの事故やトラブルを監視するために、公式プロジェクトとして専用ドローンの開発に着手したことを発表しました。
日本の道路交通情報センターにあたるカナダのオンタリオ州センター(OCE)では、ハイウェイでのスピード違反や危険行為、故障といったさまざまなトラブルを空から監視するため、ヘリコプターの代わりに無人ドローンを使うことを決め、その開発アイデアを募集するコンテスト「Small Business Innovation Challenge(SBIC)」を実施しました。その結果、カナダのドローン開発メーカーThe Sky Guysが開発した「DX-3」の採用を決定しました。
RX-3は、最大離着陸速度が90mph(144km / h)、通常の巡航速度が56~70mph(90mph)で、垂直離着陸(VTOL)に4つのダクテッドファン(注1)を使用しており、前方にはガソリン動力回転エンジンを使用しています。
また、13フィート(4m)の翼幅と8フィート(2.4m)の全長を持ち、25時間の飛行時間と932マイル(1,500km)の範囲が可能とのことです。
BVLOS(目視見通し外)の安全飛行のための衝突回避機能には、無線、携帯電話、衛星通信を使用し、短距離ライダー測距、コンピュータービジョン、および空間ベースのADS-B位置認識を使用しています。
機体の下側にある高性能のHDDカメラには、航空機制御、AI、およびクラウドセキュリティの最新技術を採用した自動監視システムが搭載されており、無線、携帯電話網、衛星の3つのバンドを使用しています。
ハイウェイの状況を離れたところから監視し、いざという時は地上スタッフと連絡をとれるような仕組みになっています。ほかにもハイウェイの破損や、落ちている荷物の発見といった、通常の監視も可能となっています。データの扱いについては安全に配慮した信頼性の高いパッケージを提供し、ドライバーのプライバシーにも配慮しているとのこと。
◆The Sky Guys’ Eyes on the Highway
2年後に、優先走行レーンであるカープールと料金所レーンを監視するシステムを実用化させ、次に道路全体へと監視対象を拡げる予定のようなので、今後の動向に注目ですね!
それでは!
(注1)円筒形のダクトやナセルの中にプロペラ状のファンを据え、それを回転させることによって推力を生み出す推進器
<出典、参照サイト>
https://time-space.kddi.com/digicul-column/world/20171213/2191
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