08.16
太陽光や風力発電が動力の帆船ドローン「saildrone」！
こんにちは！makoです。
今回はの海洋調査用帆船型ドローンの「SailDrone」ご紹介です！
帆船型ドローン「SailDrone」は太陽光発電・風力発電によって動力得ることが出来るドローンで、搭載した高度なセンサーによって費用対効果の高い海洋データの収集を可能としています。
◆Saildrone 2016
従来の海洋調査には複数の船舶による大規模な調査チームを組む必要がありますが、これにはコスト（人件費、時間等）が膨大に必要となっています。「SailDrone」は風力のみを使用して目的地まで自律的に航行し、特定の研究ミッションに最も適した測点を保持したり、測量パターンを実行することを可能としています。これにより、「SailDrone」の艦隊をこれまでの調査船に加えることであらゆる海域のデータ収集を大規模かつ低コストで行えることを実現しています。
収集されたデータは衛星経由で海岸に送り返され、シームレスに配信されます。
加えて、SailDrone.Incのクライアントポータルには、あらゆるコンピュータやスマートフォン/タブレット上でライブデータ操作やビジュアライゼーションが可能とのことです。
センサーは溶存酸素、塩分、蛍光、水温、海面温度、気圧計、大気湿度、気温、風の各センサーを搭載されており、加えてメタンセンサー、魚類の集団を調べるためのアコースティックファインダーのセンサーの開発も現在進められています。
（出典元：SailDrone.Inc）
「SailDrone」によって収集されたデータは気候変動、海洋の酸性化、魚の個体数や天候等の問題に対する重要な情報となり、SailDrone.Incはそれらの情報をもとに、持続可能な漁業のための漁業管理や海洋汚染を監視等のソリューションを提供されています。
（イメージ）
SailDrone.Incは2016年9月には、シリーズAで1400万ドル(約14億円)の調達に成功しており、多くの注目を集めています。もしかしたら数十隻からなる「SailDrone」の大艦隊もできるかもしれませんね!!
それでは！
出展サイト
SailDrone.Inc
画像出典元
GAHAG
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由村育美
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