2017
03.13

こんなドローンも将来絶対やってくる。SLAM技術+AI(人工知能) でドローン完全自動飛行。

ニュース

ドローンには、様々な種類の機体があり、様々なメーカーから出ている。全部あげたらキリがない。日本でドローンと聞けば、4つのプロペラで飛ぶ「ラジコンヘリコプター」ってのが想像されて、主にたいてい、おもちゃのちっこい奴か、ちょっと撮影してみるのにほとんどの人が使っているPhantomって機体ドローンの映像ってのは、だいぶ多くの人になじみがでて、見慣れた人も多くなってきたと思う。

しかし、操縦すると実際どんなフィーリングか?ってのは、ほとんど知っている人は少ない気がする。だから、そのPhantomって機体を初めて操縦する人は、何もしなくても空中でピタっと止まっている物体を見て、さらに操縦が簡単すぎるってのに、すごくビックリする。

ただそういった安定した飛行ができるのには、環境に制限と限界があって。弱点は、、室内は特にあてはまる。実は、このPhantomにはSLAM的な役割を果たしてくれる、”ビジョンポジショニングセンサー”と言われる真下だけを見続けるカメラが搭載されていて、真下の模様がズレることを認識して位置を把握し、元の位置に戻ろうとすることで機体がピタっとなるべく止まるようになっている。ほかにも”障害物センサー”までもついていて、飛行経路上に壁や物が邪魔になるようであったら、10mくらい離れていても操縦者に警告してくれるようになっている。ただどこまでこれは信用していいかは謎であるが。

 

※SLAM(simultaneous localizationand mapping):画像処理により、周辺環境の中での自己位置を認識する。

 

こういう技術はすでに、家電量販店においてあるドローンに搭載済ってだから驚きで。ただ”産業用””商業用”と呼ばれる部類のドローンには自動航行が必要になってくる。

現状知る限り、マッピングしながら自動で飛行するドローンを初めて見たので今日はその紹介。

 

「SLAM + AI= スマートマッピングドローン」 下記リンクで動画を見ることができる。

 

このドローンはGPSのルートや室内の図面など、飛行前には一切、情報は不要なのが肝。ドローンにはコンピューターや様々なセンサーが搭載されており、これらの情報を融合させて自律的に飛行するというもので。Exyn Technologies 社は、GPSが機能しない室内で、SLAM技術にAI機能を加えて、各種障害物を避けながらに飛行パスを自動生成し、マッピングを行う技術を発表した。

この実験では、ルートに突如人が横切った場合や、ルート上に人が立っている場合でも、臨機応変にマッピングから状況を把握し、障害物を飛び越えるといったドローンならではの飛行で、目的地に到達した。そして、このパイロットの作業は飛行前に目的地の位置をタブレット上でインプットするだけで、ほんとに、ドローンはスキャンしたデータを元に目的地までのルートを自分自身で考え出し、スキャンしたデータからさらにルートを絞り込みながら目的地にたどり着くというものであった。

 

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健

有限会社トラストドローン事業部 営業 広島出身 趣味:プロ野球観戦 飲み会 一言:「OSMOの使い方誰か教えてください。」