02.12
東京マラソンの空はドローンが守る
こんにちは。
ライターのmakoです。
今回で11周年を迎える東京マラソンはコースの変更などで話題となっていますが、その裏でドローンが活躍しているのはご存知でしょうか。東京マラソンにおけるドローンの役割は2つあり、1つは捕獲用、もう1つは監視用です。
前者の捕獲用ドローンはドローン検知システムにより検知された不審なドローンを捕獲用ネットを使って絡めとるように捕獲します。風になびくネットを機敏に動く捕獲対象に引っ掛けることはそれ相応の練習が必要と考えられますが、飛行するドローンを観客やランナーの上に墜落させずに捕獲できるというのは素晴らしい仕組みです。
墜落させずにドローンを捕獲するという点では、以前話題にもなったドローンガンも実用化されれば有効な手段となりますね。
【ドローンガン】
後者の監視用は、昨年は有線式のドローンがゴール付近で海上から監視を行っていました。なんと2時間もの間、監視をし続け、監視をする警察官の下に鮮明な映像を送り続けたそうです。長時間の飛行はドローンの課題でありますが、有線式とすることでこの課題を解決しています。
【実際に使用された有線ドローン】
ドローンはその仕様による長時間の飛行の難しさや、規制などによる飛行範囲の制限等々…まだまだ自由に飛行することが難しい点もあります。しかし、それらが解決すれば捕獲用や監視用だけでなく、救急患者を搬送する救急用ドローンも活躍できるようになり、警備面でだけでなくランナーの健康もドローンが守ってくれるようになるかもしれません。
参照サイト
http://www.asahi.com/articles/ASJ2V62VZJ2VUTIL061.html
http://www.tanaka-denki.co.jp/2066/
http://www.marathon.tokyo/
健
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