2017
01.11
01.11
米バージニア工科大学、ダミー人形を用いたドローンの衝突、落下実験
バージニア工科大学では、今後のドローンの活用の発展のためにも、ドローンの墜落、暴走という結果を生んでしまったときに、人に与える危害、リスクを研究する。
センサーを搭載したダミー人形を用いて、人間の解剖学的構造からみたさまざまな体の部位にドローンを飛ばし接触させる実験をしている。sUASと位置づけられるファントムのような機体は、産業用の大型機体にくらべれば怪我のリスクは非常に低い。ただこのサイズのドローンを扱うユーザーはかなり多く、ますます増加するドローンユーザーのためにも、小型機の怪我へのリスクをさらに軽減させるための研究が必要とされる。
また落下したドローンによって人間に引き起こされる可能性のある危害、損傷を判断するための実験も行い。さらには、どういった機体構造が、衝突してしまった場合に危害が軽減されるのかも実験予定である。
これは特に今後、商用、産業でドローンを活用していく会社が懸念しているポイントをカバーするためでもある。自動航行なども含め、今後、目視外飛行にあたいする運用の研究が進もうとしているなか万が一に、飛行環境や状況、バッテリー切れのために機体が落下してしまったらどうなるのか、というケースはどこの企業も、特に大きな会社になればなるほど恐れているはず。
車と同じように、大切なのは、ドローンが万が一、墜落、衝突してしまった時、死亡事故を起こさないためでもある。こういった実験研究を取り入れて、ドローンがもっと進化していくことが期待される。
実験例の一つ、ダミー人形を使った。ドローン対人の衝突実験。
[writer:fujimoto]
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健
有限会社トラストドローン事業部 営業
広島出身 趣味:プロ野球観戦 飲み会
一言:「OSMOの使い方誰か教えてください。」
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