12.14
IDE2016 「ドローンの周辺機器に注目してみる その2」-ちょっと”変わり種”を2つ紹介-
こんにちは、藤本です。
前回の「IDE2016 2日目レポート。展示ブースを中心に情報収集「ドローンの周辺機器に注目してみる その1」」に引き続き、テーマは「ドローンの周辺機器に注目してみる」です。その1では、実用性の可能性がある周辺機材を二つ紹介してみましたが、今回はちょっと”変わり種”を2つ紹介したいと思います。
・THE STORK 「TheStorkCage」
・trackimo 「TRK-100」
IDEで見つけた、この二つのアイテムを紹介します。
◆遊び心のあるドローンに。THE STORK 「TheStorkCage」
これからの商業用ドローンでも活用されそうなアイテムが展示されている一方で、遊び心のあるユニークなアイテムも発見。このアイテムをつくるThe Stork社は、カメラチルトを真下に操作しトリガーを外すからくりで、釣り下げたアイテム・ボックスの中身を投下できる3つのアイテムを展示。
2つはカメラのチルト操作で投下の仕組み、1つは地面に当たると留め具が外れ、ボックスが空く仕組みになっている。THE STORKのプロモーションムービーでは、このゲージ型のTheStorkCageにペットの餌を入れ、皿に投下しており斬新。。他に思い当たる使用用途は、お祭り、出し物でお菓子を投下したり。子供たちを喜ばせたりでしょうか。
他にも、このアイテムを使ったドローンのミニゲームや、もちろん操縦トレーニングの1パターンとして活用できそうですし、ちょっと遊び心のあるドローンを。というアイデアもいいのではないでしょうか。また3Dプリンターで工作が得意な方は創作物のアイデアにも。
THE STORKはKICKSTARTERでファンディングしていた会社で詳細は下記ページにて。KICKSTARTERにはドローンもそうですし、ドローン周辺のアイテムで、まだ世にでてない変わり種がたくさんあります(ドローンに限りませんが。)のでチェックしてみてもいいですね。
※日本では、屋外の場合は”物件投下”にあたり、改正航空法が適用。飛行承認が必須。
◆ドローン紛失対策も必要になる?trackimo「TRK-100」
trackimo TRK-100は、専用のモバイルアプリでデバイスの位置をGPSトラッキングで確認することができるアイテム。現状、墜落した場合、電源が入ってれば操作アプリから位置情報がわかりますが、クラッシュしてオフになってしまえば、見つけるのは困難。機体自体が対応する時代があるかもしれないが、現状存在しないので、紛失時の対策に必要とされる機能、アイテムと思いピックアップ。それになんか少し変わり種。
重量は35グラム。もとは車、ボートなどの盗難対策や、ペットに着けて使用することに定評のあるガジェット。昨今、ドローンが急激に売れている現状、もちろん飛行中に紛失してしまう事例が多くなるかもしれません。とくにMAVICは日本でも4万代売れていると言われており、またアメリカでも品薄で手に入れることが困難。それだけ使用者が多くなるということは、、、墜落紛失したりする数も増加するでしょう。
trackimoのチラシもMAVICが。それとなくそれを示唆しているかのようです。。
ドローンは、おもちゃ並みの安い機体から、車よりも高い機体まで価格帯は様々。もし所有される機体が高額であるならば、、紛失したら悲しいですよね。このような対策や、機能を持つドローンが現れるかも?しれません。ちなみにtrackimo TRK-100は日本円で15,000円程。
今回この二つのアイテムを紹介したポイントは、
“ドローンをエンターテイメントとして使うためにちょっとした「遊び心のあるユニークなアイテム」を探してみたり、アイデアを発想するのもあり。”
”ドローン所有者が増える時代をむかえ、紛失も増える?対策ができるアイテム、機能も今後必要”
というちょっと変わった視点でピックアップしました。
そして更に”変わり種”シリーズでお知らせが!
日本ではなかなか手に入れることができない、”STAR WARS ドローン”。そこで現地アメリカで「藤本、二本木 ハリウッドでドローンを買う」を緊急企画。訪れた店舗は、「いざアメリカへ。いよいよ明日からIDEが始まります。【前日滞在記】」で調査した”DJIのドローンはアメリカで買うならどこなのか”から「Best Buy」と「Target」へ。
ここでは、日本にはないドローンを数々発見。その中でトレンディーなスターウォーズドローンをチョイスしました。レビューも含め、現地店舗での探索を、スターウォーズ ローグワンの公開日に合わせて(笑)
12月16日 公開
します!それではまた。
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健
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