12.13
NEDOがドローンによる気象観測の実証試験を開始!!
こんにちは!makoです。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)とスカパーJSAT(株)は、11月27日から12月1日までの5日間、福島県福島市のふくしまスカイパークにおいて、通信衛星と目視外ドローンをつなぐ中継基地として導入を想定している高高度無人航空機の飛行・通信実験を実施したことを発表しました。
実施した飛行・通信実験の概念図(出典元:NEDO)
NEDOは、2017年度から「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」において、物流、インフラ点検、災害対応などの分野で活用できるドローンおよびロボットの開発を促進するとともに、社会実装するためのシステム構築および飛行試験等を実施しています。
本プロジェクトにおいて、スカパーJSAT株式会社は、災害現場や地上通信網が未整備の目視外のエリアにおいて、ドローン(小型無人機)の目視外飛行を可能とする運航管理システムの構築を目指した「衛星通信を利用するドローンの運航管理システムの開発」(以降は、本事業という)に産学官連携体制(図2参照)で取り組んでおり、本事業では、通信衛星を介して目視外ドローンから直接情報収集することをテーマにした各種実験に着手しています。
本事業の連携機関(出典元:NEDO)
システムの完成イメージ(全体)(出典元:NEDO)
今回の実証実験でNEDOとスカパーJSAT(株)は、11月27日から12月1日までの5日間、福島市のふくしまスカイパークにおいて、通信衛星と目視外ドローンをつなぐ中継基地として導入を想定している高高度無人航空機について、東海大学が所有しているソーラー飛行機のSunFalcon2を用いて、2種類の飛行・通信実験を実施しました。
その結果、当初の目的としていた各種データを取得することに成功し、通信衛星や高高度無人航空機を用いることで目視外のエリアにおいても通信環境を構築できる可能性を確認できました。NEDOとスカパーJSAT(株)は、本実験で得られた知見を新規開発する高高度無人航空機の設計、無人航空機搭載用無線機器の設計に反映し、本事業を着実に進めていく予定とのことです。
実証実験の結果の詳細に関しては、参照元記事をご参照ください。
◆衛星通信を利用した高高度無人航空機の飛行・通信実験を福島県で実施
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100882.html
高高度無人航空機(HAPS:High Altitude Platform Station)は、パイロットが搭乗せずに無人で高度20,000m程度を飛行可能な航空機(本研究開発における目標は2,000m以上)とその運用のために必要となる地上システムおよびインフラであり、防災、監視、気象・環境観測、情報収集などの分野や用途で利活用が進むことが期待されてるとのことです。
今回得られたデータに基づき、2018年度以降、開発機が飛行を予定している高度約2,000mにおける発電量を算定し、高高度無人航空機の設計に反映されるとのことですので、次はどのような機体やシステが発表されるか楽しみですね!
それでは!
<出典、参照サイト>
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