07.10
エアロセンス GPSマーカーとドローンを連携させた測量ソリューションを開発!!
こんにちわ!makoです。
エアロセンス株式会社(以下、エアロセンス)はGPSマーカー「エアロボマーカー」を開発し、「エアロボマーカー」とドローンによる測量とクラウドデータ処理を統合したパッケージシステム「エアロボ測量2.0」を開発しました。また、同パッケージシステムは7月よりサービスの提供を開始しています。
「エアロボマーカー」は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の成果を活用して、建設現場での測量工数とデータ後処理工数の削減を目指して開発されたGPSマーカー(3Dモデルを補正するための対空標識)であり、エアロボマーカーを建設現場に置くと、これまで手間が掛かっていた測量工数を省いて、簡単に座標標識を設けることを可能としています。
写真:開発されたエアロボマーカー(出典元:NEDO)
そして、「エアロボ測量2.0」は、「エアロボマーカー」のマーカー位置情報と3Dモデルとの対応処理を自動化させ、i-Construction基準に沿ったドローン測量をより簡便にできるようにしました。エアロセンスは、このようにトータルシステムを開発・提供することで、i-Constructionの普及に貢献することを目指しています。
写真:「エアロボ測量2.0」システムイメージ図(出典元:NEDO)
土木・建設業界では人手不足が大きな課題となっており、国土交通省は、「ICT の全面的な活用(ICT 土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取組である「i-Construction」を推進しています。
以前、NEDOがロボットやドローンの社会実装を加速させる新たな研究開発に着手することが公表されましたが、エアロセンスのようにNEDOでの研究成果が商用化されていく企業が今後どんどん増えていきそうですね!
それでは!
<参照サイト:出典元>
由村育美
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