02.16
ドローンがどこを飛んでいるかわかる! DROTAMs(ドローンタム)
みなさんこんにちは、Danです。
今回は、「ドローンがどこを飛んでいるかわかる!」サイトの紹介です。
みなさんは、ドローンを飛ばしていて、どこからともなく他の人のドローンが飛んできた!
どこから飛ばして、何をしているかわからない!
なんて、経験ありませんか?
最近は、ドローンを自由に飛ばせる空域は限られてきていますよね。そういった空域では、やっぱり混み合ってきます。
これが、飛行機とドローンが混在して飛んでるなんて事になったら、「あ!ドローンがいる!」と言っただけでは済まなくなりますよね。
そうなると、やっぱり飛行機のパイロットは、安全のためにもドローンがどこを飛んでいるか知りたいものです。
今回は、ドローンの運用空域がみられるアメリカのサイトを紹介したいと思います。
皆さんもご存知のとおり、アメリカはドローンの運用先進国!
軍事用等をはじめ、商用ドローンの開発競争が活発になるなど、沢山のドローンがあの広大な国内を飛んでいます。
しかし軍用ドローンと言うと、なんとなく海外での活動のイメージがあるかもしれません。
でも、実は国内でも飛んでいるんですよ。
実は、トランプ大統領の政策でも有名にった国境警備にも導入されています。
アメリカとメキシコの国境は、全長約2、000マイルマイル (3、000km)!
そんな範囲を地上からだけでは監視するのはやはり難しいですよね。そこで、無人機も導入されるようになりました。
ちょっと待ってください!
アメリカ政府が運用するドローンなんて、小型飛行機に匹敵するくらいの大きさ!
そんな大きさのドローンが、いきなり現れたら、、、怖いですよね!
そこは情報公開の徹底しているアメリカ、有人航空機に影響が出そうな軍用、国境警備やFAA(米国連邦航空局)が事前に許可した商用運航のドローンも含めて、ドローンの活動している空域の情報を見る事が出来るようになっています。
それが、Skyvectorの提供する、その名も「DROTAMs(ドローンタム)」です。
これは、「この空域でドローンが活動しています。高度は、どのくらいで、いつからいつまで運用予定ですよ。」といった情報が提供されています。
名前の由来は、空の情報をパイロットに提供するNOTAM(Notice To Airman)と言う言葉に、ドローンの名前を加えてモジってつけられているようです。
このサイトも、趣味で飛ばしている等のすべてのドローンの運用が確認できるわけではありませんが、空の安全のためには、こう言った情報でも知ることができることはとても便利で大切な事ですね。
日本も今年、アメリカで軍事・監視目的で使用されている「GLOBAL HAWK」が導入される様です。
そうなると、日本でも、自衛隊ドローンの活動空域とか民間のドローンでも、許可を得た飛行の空域をネットからも見られる!なんて日も来るかもしれませんね。
やはり大事なことは空の安全です!
それでは、皆さんも
Have a safe Flight!
また次回をお楽しみに
ドローンスクール無料説明会
http://www.dronesschool.jp/
ドローンレンタルお問合せ
http://www.rental-drone.jp/
参考および引用
防衛省:http://www.mod.go.jp/j/press/news/2016/12/21b.html
Skyvector:https://skyvector.com/
ナショナルジオグラフィック:http://news.nationalgeographic.com/2016/03/160304-us-mexico-border-fence-wall-photos-immigration/#close
画像出展
Pixabay
wikipedia
健
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