準天頂衛星システム「みちびき」とドローン

2017
01.18

準天頂衛星システム「みちびき」とドローン

はじめまして！2016年ドローンスクール秋コース卒業生のmakoと申します。今回からブロガーの仲間入りをさせていただきます。
皆さん、どうぞよろしくお願い致します！

さて、初回は【準天頂衛星システム「みちびき」とドローン】についてご紹介させていただきます。

今月10日、ドローンの衝突事故を防ぐため、JAXAの準天頂衛星システム「みちびき」を利用したドローンの飛行管制システムが政府主導で構築されることが分かりました。

「みちびき」とは、準天頂軌道（日本の真上を通る軌道）の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムの事であり、ざっくり言うと「日本版GPS」です。2010年度に初号機が打ち上げられ、2023年度を目途に7機体制となる予定です。

皆さんも普段利用しているGPSに「みちびき」の位置情報を加えることで、誤差数センチメートルの高精度な測位が可能となります。これによってより正確な位置情報を基にした飛行管制システムが構築できれば、ドローンの自動航行技術が飛躍的に進歩し、既存のサービスの発展や新しいサービスの創出の一躍を担うことになるでしょう。