11.14
元祖農業ドローンも進化中!!
皆さん、こんにちは!
あさのです。
「最高高度2800m、最大積載量35kg、航続距離90km、航続時間100分のマルチコプタドローン。」
これは、先月ヤマハ発動機より発表された「FAZER R G2」のスペックです。
家電量販店や空撮やドローン競技ではまず見ることがありませんが、地味にすごい、ガソリンで動くヘリです。
ヤマハ発動機は農業用無人ヘリの開発にて、第一線にある大手企業です。
先ほど紹介した機種の前身となる、「FAZER」は、2014年に発売され、水稲の農薬散布では日本の市場の4割を占めます。
なんと!!
食卓にあがるご飯の3杯に1杯以上はお世話になっている計算となるそうです。
「どうも、大変お世話になっております。。|д゚)」
そのベストセラー機がさらにパワーアップしたとのこと。
今回発表された「FAZER R」という新型機は積載量がアップし、
32リットルの液体を一度に専用タンクに積むことができるそうです。
これにより、農薬散布なら4ヘクタールの農薬散布が一度にできるようになったそうです。
日本の一部大規模水田以外の田畑なら、ほぼカバーできるのではないでしょうか。
そして、同時に発表されたハイエンドモデル「FAZER R G2」は前述のスペックです。
JAXAで開発された技術などを用いたり、衛星通信を使って通信をすることにより、
今までの機種では運用最高高度は1000m、航続距離は3kmが限界でしたが、
運用最高高度2800m、航続距離は90kmまで伸びたことが大きな特長です!
浅間山や阿蘇山の噴火観測なども対応できることで、研究分野に大きな良い影響があるのではないでしょうか?
大きさも、重さも、個人が楽しむものとは全く別物ですが、ドローンの活躍で農業や産業の発展が進むって、
ワクワクしますね。
それでは、また!!
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参考URL:
ヤマハ発動機
http://www.yamaha-motor.co.jp/sky/lineup/fazer_r.html
ヤマハ発動機プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=425161&lindID=4
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0425161_02.pdf
株探記事
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201611040559
アスキー記事
http://ascii.jp/elem/000/001/247/1247569/
画像出典
写真AC イラストAC
http://qzss.go.jp/usage/interview/intv12_yamaha.html
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由村育美
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