10.02
エアロセンスの「エアロボクラウド」が写真測量処理の大幅な高速化を実現!!
こんにちわ!makoです。
エアロセンス株式会社(以下、エアロセンス)は同社の産業用ドローン向けi-Construction対応クラウドサービス「エアロボクラウド」において、クラウド並列処理の実装により、写真測量処理の大幅な高速化を実現し、3Dモデルの即日仕上げが可能な改良版を9/26にリリースしました
「エアロボクラウド」とは、ドローンを活用した測量や点検業務をサポートするために、大量の撮影データやフライトの管理、点群や3Dモデルを作成する写真測量処理など、一連のワークフローをブラウザだけで簡単に実現することができるクラウドサービスです。
ドローンによる測量・点検が普及していく中、データ処理の低価格化・効率化・高度化が求められており、高性能なPCや専用のソフトウェアの購入といった高額な初期投資の要らないブラウザ上でのサービスを提供しています。エアロセンスは今回の処理の高速化に続き、自動画像認識など、順次機能を拡充していくことを発表しています。
今回の改良版では従来の同サービスでの処理に比べ最大5倍程度の高速化を実現し、これまでデスクトップのマシンで処理すると、200枚の処理でも半日以上かかっていた処理が、クラウドサービスである「エアロボクラウド」を利用すると1-2時間程度という短時間で処理することを可能としています。
改良前後の処理時間の比較(出典元:エアロセンス)
また、「エアロボクラウド」は以前ご紹介した「エアロボマーカー」と連携しており、「エアロボマーカー」のログファイルと空撮画像をアップロードするだけで、写真測量処理を自動で行うことが可能です。
エアロボクラウドのワークフローイメージ(出典元:エアロセンス)
より効率的に、安価でドローンによる測量が可能となるのは魅力的ですね!これまでに以上にドローン測量に導入する方々が増えていくかもしれませんね!
それでは!
<参照サイト:出典元>
http://www.aerosense.co.jp/
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