02.26
水空両用型ドローン開発
makoです。
今回は水空両用型ドローン開発のクラウドファンディングのご紹介です!
徳島大学准教授の三輪昌史さんが水質などを調査するための『水空両用型ドローン』の実用化を目指し、クラウドファンディングで研究費の一部の支援を募集しています。
◆めざせ実用化!水空両用型ドローン開発
水空両用型ドローンの活用例として、ダムや湖等の水中調査が挙げられます。
現状の調査方法ではケーブルが付いた水中カメラをボートに乗せ、調査地点に移動してから湖の中に水中カメラを沈めて撮影を行っているため、水中カメラの運搬や運用には多大な労力や費用がかかるそうです。
水空両用型ドローンが実用化すれば、湖までは空中で移動し、調査地点まで到着したらそこからは水中に潜って撮影を行うことが可能となります。
今まで必要だったケーブルやボート等が不要となるため、コストの削減につなげられます。
しかし、まだまだ多くの研究課題も残っており、現在の小型実験機ではバッテリーなどを格納する防水ケースが水深2m程が限界とのこと。実用化するにあたっては水深10mは耐えられる防水方法を検討する必要があるようです。
海外でも水空両用型ドローンの開発が進んでいます。米国ミシガン州のオークランド大学が開発した「ルーンコプター」はドバイで首相主催のドローンコンテスト「UAE Drones for Good Award」で優勝もしています。
◆Loon Copter: The Air + Surface + Underwater Drone
水空両用型ドローンは実用化されている事例はまだほとんどありませんので是非とも頑張って欲しいですね。
参照サイト
https://otsucle.jp/project/drone.html
https://sites.google.com/a/oakland.edu/oar/
http://tabi-labo.com/244646/loon-copter
ドローンスクール無料説明会
http://www.dronesschool.jp/
ドローンレンタルお問合せ
http://www.rental-drone.jp/
由村育美
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