02.07
ANAとエアロセンス 航空機の機体整備点検作業にドローンでの検証開始を発表。
全日本空輸(ANA)とソニーとZMPの合弁会社であるエアロセンスは、ドローンを活用した機体整備点検作業の実現に向けた検証を開始すると発表。
今現在、もし航空機が運航中に被雷した際は、整備士が機体に傷やへこみなどの不具合が生じていないかを目視で確認する点検作業をおこなっている。今回の取り組みによって、
この機体点検作業にドローン運行技術と画像解析技術を活用し、整備品質のさらなる向上と点検時間短縮による運航便の遅延・欠航を最小限に留めることを目指す。
またこれは、2月14日14:00~16:00に、大阪国際空港(伊丹空港)に隣接する「MRO Japan」敷地内にて、実際にドローンを運行させ航空機を撮影する検証を実施する予定だ。あらかじめ自律的に航空機を周回する飛行ルートをプログラムされたドローンを運行し、航空機の外観全体をドローンに搭載した高解像度カメラで撮影し、ドローン運行の安全性の検証や画像解析データの収集、実用化に向けた課題の抽出といった検証を行う。さらに今後は、山形県庄内空港にて、空港ランプエリア内の航空機に対する検証などのより本格的な検証を実施していく予定とのことだ。
以下参照サイトから引用
◆検証概要
ドローンを活用した整備点検作業の実用化に向けた検証
時間:2月14日 14:00〜16:00(予定)
場所:MRO Japan敷地内(伊丹空港隣接)
概要:MRO Japan敷地内ハンガー前のスペースに配置した航空機の周囲に自律飛行のドローンを運行させ、ドローンに搭載したカメラにより機体の外観全体の画像を撮影
参照サイト
http://www.aerosense.co.jp/pressitems?month=February-2017
http://www.aerosense.co.jp/
[writer:fujimoto]健
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